自由意志

日常のささやかな出来事を少しだけ面白く表現したい

初めての海外旅行 ~上海 2日目~

上海旅行2日目。テンション上がって疲れは全くない。今日も海外を堪能しようと早朝から散歩に繰り出した。

 

早朝の上海

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早朝の街並み

 

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上海の朝は遅い?

朝7時くらいの街並みは静かでした。人通りもまばらで車も電動バイクも数える程度でした。昨日の喧騒が嘘のように静かな通りと化していました。ここから朝のラッシュが始まってまた日常の忙しい上海になっていくのだろうと思うと、日本と少し似ていると感じた。

 

 

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近くに高圧電線が乱雑に通っていた

歩道橋を渡る途中、階段付近に手の届くところに高圧電線が通っていた。絶縁されていてので大丈夫とは思うのですが、なんか危ないw。そういえば、危なっかしい風景を結構見る事が出来た。日本ではまず見ないのが↓。

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木製の脚立

木製って・・・。危ないよ!!これ結構何個も見た。イメージで語るととても失礼かもしれないけど、建物の造りとか電線の取り回しとか「大丈夫?」って思うのが本当に多くあった。例えばユニットバスのドアが木製で下の方は湿気で腐ってきていたとか、コンセントの電線なんて日本では壁の中に埋まっていてほとんど見る事はないけど、壁を這わせてるのも多かった。

 

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竹製の足場

これは竹製の足場?中で工事が行われているのだろうが、これは一番危ないのではないか?と他国の事ながら不安になった。

 

上海の観光地

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上海の電波塔  468m

上海と言えばコレ!運河を挟んだ反対側だけど凄く眺めが良くて壮大だった。コレが見れたら上海に来た感がMAXでした。色々な国の方がこの場にいて世界的な観光地となっていると改めて感じましたね。ちなみに右側に見える高い建物は森ビルらしいです。少し嬉しくなりました。ガンバレ、ニッポン!!

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豫園(中国の浅草的な?)

ガイドさんが言うには400年以上前に役人の賄賂で建設されたのがこの「豫園(ヨエン)」みたいです。写真では分かりづらいですが、たくさんの人で賑わっており、人気観光地です。広さもそこそこありますが、これ賄賂で建てられる規模じゃないww。どんだけ賄賂受け取ってんだろうか。色々ツッコむところが多すぎて、でもそれを観光地化する中国の寛容さ?にまた衝撃を受けたのでした。

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筋道に一つ入ると景色が変わった



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見るからに怪しげな・・・

豫園を抜けてお土産通りで自由時間になりました。その際にガイドさんを加えたツアー参加者が円を作っていましたが、その中に知らない現地人らしき人が2、3人一緒に交じっていました。誰?と思っていた矢先、「スーパーコピー?」と話しかけてきました。僕は「は?」と思わず言ってしまいましたが、マシンガンのようにスーパーコピー、A級、時計、ウォッチと単語を連発。ツアーの人が笑いながら歩いていったのでとりあえず僕もついて行く。一本中に入ると写真の様な見るから怪しげな空間が出現。表は煌びやかな賑わいの中、ほんの10m歩くとこの様な景色があり、急速に発展した様子を現わしていると感じた。それはそうと、先導していた現地人が目的地に着いたと立ち止まり、おもむろにアタッシュケースを開き、ドヤッと言わんばかりのキリッとした顔になりました。中にはロレックス、オメガ、ブルガリ等何種類もの時計がジャラジャラ入っていました。あ、なるほど、これをスーパーコピーと呼んでいたのかと納得したのも束の間、再び怒涛のマシンガン。「1万円、本物一緒、ここだけ、どれがいい?ロレックス?シャッチョウ!」間髪入れずに誰彼構わず押し売りしてくる。ここまで来るとツアーの人たちも苦笑しかない。もちろん誰も買わない。しまいには「いくらなら買うんだ!!?」と語気を強めて詰めてくる有様。やっと諦めたと思いきや今度レーザーポインタを手に持ち「2000円」、ミニオンの安っぽいドローンみたいなやつを持って「これ楽しい、安い」と次々にあの手この手でやってきた。最終的に時計は「200円!」と言ってきたのだが、もうそこにはどうしても売ってやるという意地すら感じた。でもこのメンタルの強さと営業力は今の日本人に必要かもしれない。あとアタッシュケースの場面は怖くて写真撮れませんでした。

 

ディナーは飲茶

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初めての本格飲茶料理。餃子とか焼売、饅頭、スープ等の定番がたくさん並びました。個人的にはでっかいキクラゲが美味しかった。

 

地元スーパー

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地元スーパー センチュリーマート

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店内食品売り場

売り場も広く、見ていて飽きないスーパーでした。キレイに陳列してあり地元の人も多くいました。とにかく量が凄くて山積みにしていました。ここでも中国人の人の多さが現れています。また、特に食文化の違いを感じたのが食材の違いです。ドリアンとかドラゴンフルーツが売られていて、お茶っ葉の量り売りもありました。その中でも衝撃だったのがカエル・・・

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食用カエル、スッポン

ウシガエルみたいなデカさのカエルが微動だにせず、まるで手に取られるのを待っているかのようにそこに売られていた。ペットとして売られているのか、食用なのか判断がつかなかったのでガイドさんに尋ねると養殖カエルで食用でした。ちなみに「とっても美味しいよー」と笑顔で言われていたので、少し食べてみたいと思った。疑問に思った人もいると思いますが、このカエルは養殖で人に慣れているので逃げないみたいです。確かに逃げるそぶりは全くありませんでした。このカエルをどのように手に取るのか、レジを通すのか見てみたかったのですが、私が店内にいる間は売れませんでした。残念!

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レジ

青い制服の人がレジです。わたしもここでお土産を買いました。もちろんレジの人は中国語オンリーなので何言ってるか分かりません。最初買い物をカゴをカウンターに置いた際に何かしら言われましたが、分からないとジェスチャーすると普通に処理してくれました。どうやら袋はいるか?と聞いていたらしくそのままカゴで返されて、袋くれ的なジェスチャーをすると、不機嫌そうに袋をくれました。どうやら最初に声をかけたのは袋の事だったようです。それにしても、あんなあからさまに不機嫌にしないでもいいのに・・・。でもこれは外食する時もホテルの人も基本的に同様でした。こっちが勝手に不機嫌と思っているだけで、むこうはあれがスタンダードなのかもしれないと考え方をチェンジ。郷に入っては郷に従えだ。

2日目終了

そんなこんなで楽しい海外旅行の2日目が終わった。異文化に触れるのがこんなに楽しいとは思いもよらなかった。パワーがあるね、中国!最初の海外旅行が中国で良かった。もっと色んな国に行ってみたい、そう思うに十分な充実っぷり!明日が最後だ、思いっきり楽しもう!!

 

~おまけ~

なんか少し違うLINEの熊のキャラクタがいたのでパシャリ。素手出てるしw。

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