自由意志

日常のささやかな出来事を少しだけ面白く表現したい

初めての海外旅行 ~上海1日目~

遂に来た。初めての海外旅行。現在35歳、産まれて初めて日本以外の地に足を踏み入れる。団体ツアー参加で中国は上海を旅行することになった。怖さとワクワクが入り混じって興奮がおさまらない。そんな2泊3日の旅行を綴ろうと思う。

<上海の街並み>

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上海空港 ターンテーブルからのパンダでお出迎え

中国と言えばパンダ。ゆるキャラなのか、このパンダがたくさんお出迎えしてくれた。写真に撮れなかったのがもったいないが、空港に着いて入国する前にいきなり顔・指紋の登録から始まった。中国に入国するには全て管理される覚悟で臨まなければならないのだと感じた。また、最近出来たであろう施設は多くのカメラが設置されていた。

 

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巨大な集合住宅が延々と続く

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片側4,5車線くらいある交差点

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高層ビルの上層階に雲がかかっている様子

上海の街並みと言っても、田舎の方から大都市まで様々なのであくまでほんの、ほんの一部。というのも、ざっくり説明すると、東京の面積の3倍が上海の面積であり、かなりデカい!日本の市と同列には語れないようです。

空港からバスで1時間程度都市部まで走りましたが、日本でいう団地の様な建物でそれを何倍にも大きくしたものが、何棟も連なっているのが多い事。1軒家はほとんどなく、ほとんどがこのような集合住宅でした。

また、都市部になると、ビルの上層階は雲(霧?)にかかる程の高さもあり、バス内で歓声が上がりましたw。

ちなみに中国は右車線走行の左ハンドルでした。日本とは正反対(初めて知った)。あとはほとんど同じで道路標識も違和感なく似たようなイメージです。道路案内標識も青色バックの白抜き文字、高速道路はグリーンカラーも似たようなものでした。

 

電動バイクの多さに衝撃

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電動バイクの日常

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扱い上は自転車なのでノーヘルでOK

「あ、原付がノーヘルで走ってる」と、思いましたよね?もちろん僕もそう思いました。中国はヘルメットいらないんだ、と解釈しましたが、違います。これはバイクではなく、「電動自転車」だそうです。僕も見た目の印象から原付が頭から離れませんでしたが、これガソリンエンジンはついていません。電気モーターで走行しています。フル充電して大体30km~50km走る、時速は30km程度とのこと。上海はスピード出せませんし、十分だと思います。ちなみに上海の中心部はガソリンエンジンのバイク(いわゆる単車)の走行は禁止だそうです。確かに1台も見ませんでした。
ただ、この電動バイク、機動性が高すぎて縦横無尽に走る為、めちゃくちゃ危ない!!歩行者とか関係ない。しかも電気で走るから音もほとんどない。もう常にクラクション「プープー」と鳴らしている状態。写真ではあまりイメージ湧かないが、何十台何百台と走ってます。めちゃくちゃ怖い。ガイドさんに聞くと上海では車よりもこの電動バイクが一番危ないとの事でした。マジで怖すぎ。

夜の上海の風景

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夜の上海

とにかくギラギラしていました。中国は電飾が好きなんでしょうか??紫、ピンク他刺激の強いカラーのライトアップがそこら中でされていました。勢いのある中国を物語っているようで圧倒されますね。眠らない街東京と言いますが、上海はマジで眠れない気がする。本当は夜の上海の歓楽街を歩いてみたかったのですが、ツアーの日程上断念せざるを得ませんでした。残念!!

 

遂に海外初のディナー

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ディナー

久しぶりに回転テーブルで食事。海外旅行で最も楽しみな1つはやっぱり食事!こと本場上海料理とあっては心高まる事間違いなし!期待通りパンチの効いた料理が続々と運ばれてきた!白滝のめっちゃ辛いやつ、ネギと鶏肉とナッツをタレで炒めた辛いやつ、
あと麻婆豆腐のめっちゃ辛いやつと、麻婆茄子の甘辛いやつって・・・全部辛ぇよ!!辛くなさそうに見えるスープでも唐辛子(鷹の爪のデカいやつ)が入ってて辛かった!でもみんな美味しかった!ビールは青島ビール。満足満足。

日本との違いも結構あった。おしぼりは出ない。取り皿は途中で変えてくれない。食べ終わった皿、飲み終わった瓶ビールは回収しない。そうゆう文化なんだろうなーと感じた。ガイドさんも言っていたが、中国では出された食事を全てたいらげると、失礼に当たるみたいです。理由は「もっと食べたかったのに、料理を出してくれなかった」と映るんだとか。だから多少なりとも残した方が「もう食べられない、満足した」と理解されるので、覚えておくといいかもしれません。余談ですが、逆に注がれた酒は全て飲み干さないと大変失礼との事。酒を注いだ人のメンツを潰す事になりかねず、注意が必要とアドバイスもらいました。しかも中国で飲むお酒の強い事!!僕が頂いたお酒、白酒(パイチュウ)はアルコール度数53度・・・。価格にして2万円強もする代物。高価なお酒である事は間違いないのですが、強すぎて体が受け付けない。美味しいとかの次元ではなく、飲むと口元から喉にかけてヒリヒリと消毒されたような液体が駆け抜けて体の芯が熱くなるくらいの刺激。実際に火をつけると燃えるそう。中国人おそるべし。

 

上海1日目終了

あまりの衝撃の多さにここには書ききれなかった事もたくさんあった。が、充実度MAXの1日目が終了。時差はジャスト1時間あるが影響は全くなかった。ただテンションが上がり過ぎて早めの就寝。中国で初めての睡眠。あぁ、2日目が楽しみすぎる。明日に備えゆっくり体を休めるとしよう。