自由意志

日常のささやかな出来事を少しだけ面白く表現したい

みかんについて書いたようで書いてない駄文  ~3000文字チャレンジ~

みかん。
逆から読んだら「んかみ」。
漢字では「蜜柑」。






三行で言い表すことは至難の業だと思っていたが、意外に出来るものである。
万策尽きた。全てを出し切った。精魂尽き果てた。一片の悔いなし。
何が言いたいか、もう大方想像はついただろう。
そう。
僕がみかんについて持ち合わせている全てだ。
3000文字チャレンジに参加したくて、出来なくて、もどかしくて、悔しくて、涙そうそう。
はっきり言ってみかんについて3000文字も繋ぐ事は出来ない。
でも参加したい。
こんなワガママな僕を許してほしい。
だから今から僕は駄文中の駄文を繰り広げます。
ダッブンダ!!
取り乱しました。大変申し訳ございません。
離脱するなら今です。離脱を勧めます。
さあ、今すぐタップしてYouTubeを見よう!
僕は言ったよ。今すぐにこんなクソみたいなブログを読むよりも、YouTubeで漫才を見て笑った方が人生有意義だよ。
他の事した方が良いよ。
言ったよ、僕は。本当に何もないよ。
漫才で

今から面白い漫才するよ!めっちゃ面白いよ!史上最高だよ!笑い死ぬよ!いいの?じゃあやるよ!やるよ!やっちゃうよーーー!!

って伸ばしに伸ばして最終的にそれ自体がネタになっているパターンもあるけど、僕が今書いている3000文字チャレンジブログは本当に何もないよ。
だってみかんと関わって生きて来なかったんだもん。
そりゃみかんと寄り添い、みかんと二人三脚で歩んできた人なら書くことはあると思うよ。
でも僕の地元じゃみかんよりもシークワーサーの方が幅を効かせてて、別にスーパーでたくさん売ってはいるけども、特別何か縁があるわけでもないし。
味?味は好きよ。甘くておいしいし、1個1個ちぎって食べるシステムも好きよ。
だってりんごはいちいち包丁使って皮剥いて切らないと食べれないじゃん?
みかんだと友達と気軽に分け分けできるし、初めて喋る人とでも仲良くなれそうじゃん?
あとみかんちぎってると、たまに凄く小さいのが1個混じってる場合あるじゃん?
あいつがとてもカワイイ。あれだけは親友にもあげない。
あれはみかん界のアタリだから。
でもみかんて似たやつたくさんいて大変だよね。
さっきのシークワーサーもそうだけど、でこぽん、たんかん、ぽんかん、カボス、スダチ、柚とかもう上げたらキリがないよ。
ま、僕は一番好きなのはみかんだけどね。
あの暖かみのあるオレンジ色とヘタの緑色のコントラストたるや控えめに言って芸術だとは感じているよ。
この世にみかんがあって良かったとも思っているんんだよ。
みかんは人を幸せにするよきっと。
ただ僕とみかんとの間に縁がなかった、それだけなんだよね。
そう考えるとこの企画は残酷だよな。
こんなに好きなみかんなのに、縁がないという現実を突きつけるわけだから。
でもチャレンジする事を決めたのは自分だからもちろん僕が悪いに決まっている。
もし僕が愛媛県民だったのならみかんについて書くことは造作もないことだったかもしれないし、もし僕の父親がオレンジジュースの「なっちゃん」の会社の社長だったなら秒殺で3000文字終わっていたかもしれないし、もし僕が世界で初めて冷凍みかんを作った人だったなら金に物を言わせて有名な文豪に素晴らしいクオリティのみかん小説を依頼していたかもしれない。
ただ、残念ながら僕は愛媛県民ではなく沖縄県民。
残念ながら僕の父親は地域の区長(無給ボランティア)。
残念ながら僕は冷凍みかんを世界で初めて作っていない。
だから3000文字なんて書けないのだ。
あ、関係ないけど「みかん病」ってあるんだよ。
正確には「柑皮症」って言うらしいけど、みかんとか食べ過ぎて黄色くなるんだって。
りんご病はみんな知ってると思うけど、みかん病はあまり知られてないよね。
りんごとみかんはやっぱり競い合ってるのかもしれないね。
こないだ「奇跡のリンゴ」っていう映画を観て美味しいリンゴが出来るまでに農家の絶え間ない苦労があったんだと感動したんだけど、もしかしたらみかんも農家の試行錯誤の結果として今の様な完璧なみかんが出来たかもしれないね。
「奇跡のみかん」が上映されたら映画館に足を運ぼう。
あ、脱線してしまった。
脱線したっていうか、そもそも線路に乗っていないってゆう。
本筋があって横道にそれたなら脱線と言っても良いかもしれないけども、そもそも本筋がない場合は脱線ではないのだろう。
って事は今僕はモンゴルの大草原を全速力で縦横無尽に走り回っているということか。
うむ。あってる。
おそらく誰も僕の後についてきていないだろう。後ろを振り向くのが怖い。
それはそうだ。なぜなら「みかんについて3000文字ブログを書く」のがマストのルールであって、みかんについて書けないと言い訳をダラダラ述べるのがルールではないからだ。
なんか書いているのが申し訳なくなってきた。
こんな駄文、もし間違って完読してしまった方がいてしまっては申し訳も立たない。
今からでも遅くないのでYouTube見てください。
駄文駄文言っていますが駄文という言葉で表す事自体「駄文」様に申し訳ない。
駄文以下の表現はないのか。最もダメな評価を下されているもの。それは「うんこ」ではなかろうか。おそらく「うんこ」だろう。
このブログを「うんこ文」と呼称頂けると幸いです。
自己嫌悪が凄い。勢いだけで初めてしまった事は何度もあるが、今日ほど勢いだけで突っ走った経験はない。
勢いだけって、少しカッコイイ印象もあるけども、周りに迷惑をかけているんですね。初めて知りました。こんな中年になって初めて知るなんて・・・。
お母さんが知ったら泣くんじゃないだろうか。
こんな大人になる為に育てたわけじゃない、と言うんじゃなかろうか。
そこについては大変申し訳ございませんでした。
でも、いいんだ。僕は僕の好きなように進むんだ。
僕は実家を出た時から自分の人生自分で決めるって心に誓ったんだ。
苦しい時もあったけど(そんなになかった)、悲しい時もあったけど(もっとなかった)、友人を傷つけた時もあったけど(友達いない)、裏切られた時もあったけど(友達いない)、それでも前を向いて生きていこうって決めたんだ(どこが前か分かってない)。
そんな僕のみかんについての思い出を今から語ります。
・・・。
・・・・。
・・・・・。
・・・・・・。
ないよね。
そんな都合よく出てこないよね。
ん・・?
あ・・・!
あっ!あった!
そういえば1つだけみかんエピソードあった!

山口県に住んでた時に見たんだけど、山口はみかんの特産物だとかなんとかでガードレールが黄色かった。




ん?
これだけだけど?
だってしょうがないじゃん。
ないんだもん。
ない袖は振れないよ。
ウソつくのはいやだよ。
じゃあ参加しなければよかったのに、だって?
参加したかったんだもん、しょうがないじゃないか。
出来れば俺だってエピソードあるやつの方が良かったよ。
でも人生良いときばかりじゃないじゃない。
止まない雨はないじゃない。
今回のこの手強いテーマを乗り切れば、きっとこの先は明るい未来が待ってるはずさ。
え?乗り切ってないだって?
みかんのテーマに沿っていない、だって?
それは読み手の問題であって、僕はみかんのテーマで書いたんだ。
なんだっていいだろう。
って事にして。

 

~終わり~

 

 

 

もし、間違って最後まで読んでしまった方、本当に本当に大変申し訳ございませんでした。謹んで謝罪させて頂きます。
以後この様な事は致しませんので、どうか今後ともお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。