自由意志

日常のささやかな出来事を少しだけ面白く表現したい

チョコレートへの想いと思い出  ~3000文字チャレンジ~

僕はチョコレートが大好きだ。
今もBITチョコ食べながらブログ書いてる。
昨日も白いダースを買った。
こんなおっさんが白いダース1個だけ買うのも気恥ずかしいが、食べたいのだから仕方がない。

ところでチョコレートは万能であると思う。
そのまま食べても美味しいが、組み合わせで食べる事で更なる幸せを呼ぶことが出来る。

アーモンド、クッキー、ビスケット、柿ピー、フレーク、パン、ドーナツ他挙げればキリがない。
こんな食材他にないだろう。
また、チョコの固形の形態を変える事で範囲がさらに何倍にも拡大する。
チョコアイス、チョコデザート、チョコレートケーキ、等等。
なんて優秀なヤツだろうか。作った人はノーベル賞物だ。
この場を借りて感謝申し上げたい。(お前誰だよ)




こんなにも優秀なチョコレートに欠点があるはずがないのだが、完璧すぎるが故に 攻撃されることも多々ある。
これは芸能人の人気ランキングに似ている。
好きな芸能人ランキング2位の明石家さんまさんは、嫌いな芸能人ランキングでも2位を獲得している。
注目される程に、嫉妬ややっかみを買ってしまうのだろう。

 

その嫉妬の攻撃材料の一つとして

 

「本場のチョコレートは本当は甘くない」

 

というのがある。馬鹿もほどほどに言えと申し上げたい。
甘くないチョコレートがあるはずがない。
甘くないチョコレートはチョコレートではない。
あの甘ったるくて濃厚でクリーミーで完璧な触感が全てハイレベルで備わってこそ「チョコレート」というのだ。
チョコレート通で知られる楠田恵理子氏も「本物のチョコレートは甘くない」と豪語していた。
ここに僕は異議を唱えたい。
ゴディバだかピエール・マルコリーニだか知らないが、

 

明治のミルクチョコレートが一番美味しいから!!

 

どう考えても明治のチョコに勝てるチョコはない。
100円であのクオリティを出せる会社は他にない!
茶色のパッケージを開いくと中に現れる銀紙の包み。
ギンギラギンに光沢を放った包み丸ごとバキッと折ると、そこで初めて現れる黒光りしたボティ。
その黒光りしたボティは6パックならぬ15パックで構成されており、バキバキの肉体を惜しげもなく全てを我々の前に披露する。
この一見すると隆々とした逞しいボディだが、一度口にすると想像を絶する滑らかな触感、全体に広がる口当たり、胸焼けする程の甘ったるい濃厚な味わいが全身を駆け巡るのだ。
もちろん、言わずもがな皆様もこの感覚をお持ちのはすだ。
ただ私の全身から滲み出るチョコレート愛が、溢るる愛が、この3000文字チャレンジ企画が、僕の手を動かしてしまう。
あ、いかん。キーボードのキーがチョコレートに見えてきた。
キーボードが白いからこれはホワイトチョコレートだな。
あ、脱線した。大変申し訳ございません。
何が言いたいかと言うと、

 

本当のチョコレートこそ甘いのだ、甘ったるいのだ!!

 

という事です。
【虫歯になってでも食べたい、明治の美味しいチョコレート】
来期の明治様においては、このスローガンを掲げて頂き、更なる発展を遂げて頂きたく存じます。
調子に乗りました。2度と言いません。明治様、本当に申し訳ございませんでした。

 

 

もう一つ、よく攻撃されるポイントがある。
「体に悪いから食べてはいけない」
というもの。
太るだのニキビが出るだの色々言わることが多いけども。
確かにカロリーは高いし、油たっぷりなんでしょう。
しかし、なんでもそうだが、摂取しすぎると全部毒だから!!
水だって飲み過ぎると水中毒になるし!!
チョコレートだって食べ過ぎると体に悪いのは当たり前であって、そんなものはチョコレートに失礼だ。
だってそうだろう!?
ジェントルマンな男子は、好きな女性に対して優しくしてくれるはずだ。
優しく手を取りレディファーストな姿勢で暖かく包み込む様な対応をするものだ。
つまり、
「チョコレート食べてると体に悪い」説を唱えている人は、何も考えずにチョコレート食べ過ぎて太っていますと言っている様なものだ。


冷蔵庫のチョコレートを勝手に貪り食い、虫歯になって痛い痛いと歯医者に駆け込んで、嫁さんに産まれて初めて首元にチョップを食らった事はここでは伏せておく。

 

結論としては、チョコレートを愛する気持ちは分かるけども、ほどほどに食べる事が重要だ。
来期のタニタの川柳スローガンは是非

【体重と 美味しいおやつは ほどほどに】

 を採用して頂きたい。
ウソです。タニタさん、本当に申し訳ございません。
ウチは10年来タニタ様の体重計を使用していますので、何卒クレームだけは勘弁願います。
(500円の景品で当てたヤツですが。)

 

 

僕の想うチョコレートの魅力をここまでツラツラと綴りました。
ここまでお読み頂けたのなら、僕のチョコレートに対する熱く、甘い気持ちが分かって頂けたと思います。
駄文にお付き合い頂いて感謝以外ないですが、3000文字まであと1000文字程あるので今しばらく別サイトにジャンプするのはお止め願いたいところです。
最後に僕のチョコレートの思い出を一つご紹介させてください。

 
チョコレートと聞いて思い出すのは何と言ってもバレンタインデー。
実際に1年間の月別消費金額は2月がダントツで高く、年間の4分の1が2月単月で消費されている。(https://bit.ly/2Fumo0Q:総務省統計局データ)
ずいぶん前になるけども、その日は夜遅くから飛行機で出張する予定となっていた。
僕が所属していた営業部隊30人程が同じ便で出発する為、ロビーで顔なじみの同僚、先輩が待機していた。
驚いた事に、全員が全員チョコレートを手にしていた。
日中仕事先でもらったであろうチョコレートだ。
仕事してそのまま家に帰らず空港に向かう事もあって、ビジネスバッグ以外に可愛らしラッピングが施されたものも、これ見よがしに手に提げている。

僕だけ提げていない。

 

え?そんなに簡単に貰えるものなの?
誰もくれなかったけど??
俺嫌われてるの?

 

焦りを越して脂汗が額に滲んできた。
営業先との関係は悪くないはずだ。
女性社員と談笑もするし、数字は多少悪かったが嫌われている感触はない。
そこで最も恐れていた自体に直面した。

 

「お前何個もらったの?」

 

髪を横に流したサラサラヘアのいけ好かない同僚が聞いてきた。

 

 俺:「え?あんまりだったなー」

同僚:「俺も今年は5個しか貰えなかったなー。」

 俺:「へぇ、そうなんだ。」

同僚:「んでお前何個なんだよ。教えろよ。」

 俺:「仕事がたてこんでてあんまり営業先回れなかったから。」

同僚:「まぁまぁ、いいから教えろよ。」

 俺:「・・・・・い、1個だけだったよょょ。」

同僚:「え?マジ?ダッサ!」

 

もちろん1個も貰っていない。
急遽訪れたピンチに焦りが加わって何故か見栄を張ってウソついてしまった。
実際、1個も貰ってない事よりもウソをついた方が余計にダサい。
いや、正確にはウソではないのだ。
言葉にするのも憚られるくらいに恥ずかしいのだが、実は空港の入り口に
「お疲れ様です。お1ついかがですか?」
とカゴにキューブチョコが盛られていたのを1個頂戴したものだった。
それを「バレンタインでもらったチョコ」の1つとしてカウントする当たり顔から山火事レベルの火を噴出する程に恥ずかしい。
今思い出しても改めて死ぬほど恥ずかしい。
僕のお母さんもきっとこんな子に育てたつもりはなかったはずだ。
お父さんがこのブログを読むときっと飛び蹴りしに飛行機でやってくるに違いない。

 

飛行機のフライト中に食べたその甘いはずのチョコレートは、少しだけほろ苦かった。

 

ご清聴ありがとうございました。

日中仕事先で

 

 

 

 

チョコとの思いで

 

チョコは必要