思い出の「漫湖で写生」と「恩納の伊武部」 ~3000文字チャレンジ~
橋。それは縁がないもの。
橋。それは空虚なもの。
まずい。僕自慢のミニマム頭脳が「3000文字みかん」と同じモードになっている。
3000文字チャレンジしたい。でも橋にまつわる話なんか持ってねー。でもチャレンジしたい。
パワープレイで突き進むの嫌いじゃないけど、何度も出すものではないっていうのは理解しております。その節は大変申し訳ございませんでした。
今回の橋、非常に苦悩しております。全く閃かない。
だったらいっそ他の人のを読んでパクれば・・・
そう。僕は読んだが最後。自分に出来ないものは人のを参考に(パクる)してしまう浅はかな人間なのです。でも、この聖域でそれはしたくない、やってはいけない。人間のやる事ではない。僕はこの3000文字チャレンジには文字通り「意を決して」飛び込んだんです。肝っ玉小さく未だにこの企画以外に参加した事はありません。だから僕の手で汚したくない、大事にしたい、恩を仇で返すような事は出来ない。だから真似しないようにまだ誰の「チャレンジ橋」も読んでいません。
(いつもそうですが、書いてから読みに回ってます)
見切り発車もいいところですが、強引に始めます!前置き長いとか言わないで!!文字数稼ぎとか言わないで!ああっ!やっぱり言ってーーーー。
お見苦しいところを失礼致しました。
それでは始めさせて頂きます。(今からかい!!)
川を跨ぐ橋、海を跨ぐ橋、線路を跨ぐ橋、何となく橋。
橋にはたくさんの種類があります。
僕が小さい頃からお世話になったのは「川を跨ぐ橋」です。
ニライカナイ橋、海中大橋、真玉橋、豊見大橋、古宇利大橋、何とか橋・・・
ええ、分かってます。1つも聞いた事ないって言いたいんですよね?
でしょうね。僕の産まれは僻地も僻地なので、皆様にとっては馴染みがない場所な事でしょう。でも、そんな場所にも橋はある。それを知って頂きたい。
僕にとっての「橋」の唯一の思い出は、真玉橋(まだんばし)です。
中規模サイズの橋ですが、小学校の頃に写生しに行きました。遠足がてら近くの公園で弁当広げて遊んで午後から適当に絵を描いてってな感じで。学年としては大きなイベントで大型バスを貸し切って写生大会い行くぜ!!って前日はワクワクしてたのを覚えてます。楽しかったなーあの頃は無邪気に写生して公園で遊んで・・・。
そういえば、公園の目と鼻の先にクジラのモニュメントがあったんですよ。そのクジラ、モニュメントなのに潮を吹くんですよ。潮を。しかも時間はランダム!時間が分からないから誰も見てない時なんてザラ!!潮を吹く事自体知らない人も多いとか。税金の無駄遣いも甚だしいわ!!
あ、言いうの忘れていたんだけど、僕の産まれは沖縄県です。沖縄って内地と陸続きじゃないからか、全体的に独特なんですよね。文化とかはもちろんですけど、ネーミングセンスとかもおかしくて。
苗字なんか読めない方が多いと思います。例えば・・・
仲村渠(なかんだかり)
瑞慶覧(ずけらん)
山入端(やまのは)
恩納(おんな)
ほとんど読めないと思います。けど普通にいます。恩納信太郎(おんな しんたろう)っていう男か女か分からない名前の人とかいました。あと昔歌手で苗字が阿波根(あはごん)って人がいましたが、デビューするにあたり
「あはごんはキツイだろーーー」(推測)ってことで「あはね」にしていました。あはごんって怪獣みたいですもんね。(阿波根さんすみません。)
そんなこんなで独特な文化を築き上げている島です。
でも独特な文化って気付いたのは、実は沖縄から出てからなんです。
沖縄の人は自分たちが独特だって今でも気付いていません。
僕もそうでした。
気付いてからは、「マジでありえん」って思う事がよくありました。
その最たる例が上記した真玉橋での遠足でした。
☆大変申し訳ございませんが、これよりほとんど下ネタになりますので、不快な方はYouTubeで楽しい動画をご覧ください。下ネタに耐性のある方は是非お読み頂けたら幸いです。
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※遠足に向けてバスに乗車したところ。
先生:それでは漫湖公園に向かって出発しまーす!!
バスの中で担任のよしみ先生は張り切っていた。
そう、この日は写生大会に向けて漫湖公園に遠足(遊び)に行くのだ。
生徒全員が前日にお菓子を買ってこの日の為に準備を怠らなかった。それ程楽しみにしていた。
気合全開元気全開の小学生のうるささたるや、先生も大変だっただろうと今にして思う。バスの中でのけたたましさはほとんどサル同然だ。
僕らは漫湖公園に到着し、午前中は遊び倒した。そして午後からはいよいよ写生だ。
題材は公園の近くにある真玉橋を描く。真玉橋は斜張橋。路面を受ける桁をケーブルによって吊る構造で、文字通り絵になる橋だ。
漫湖で写生。
野外で絵を描く事って、もうこの時が最後だったのではないだろうか。
自然と一体になって橋を描く。午前中にあれだけ遊んでいたのが嘘のように、みんな真玉橋を写生するべく、一言も発せず夢中で描いていた。
すると後ろの方から
「なんかクジラがおかしいぞーー」
と声がした。クジラ?あ、そういえばこの近くにクジラのモニュメントがあったはずだ。あれがどうかしたのか。
僕は写生の途中ではあったが、クジラまで走った。
え・・・。
クジラが潮吹いてるーーーー!!!
あのモニュメントってそういう仕組みもあったんだ・・・。
僕はその時初めて目にした。
漫湖で潮吹き。
ささやかなサプライズに子供たちは大喜びだった。僕もこの時クジラの潮吹きを初めて目にした。この写生大会が最高の思い出となった。
いや、今回のブログ書いてて我慢してたけど、ネーミング決めたの誰やねん!?
普通におかしいだろ。
当時は小学生だったから何とも思わずにいたけど(それでもおかしいけど)、この超ド級の下ネタは何だよ。大人になって初めて分かったよ。馬鹿な大人がいるんだって事が!
しかもよく分からないけど、ラムサール条約の指定地にも選ばれているらしい。確かにあの湿地帯はマングローブもたくさんあって、生き物も多く生息してる。うん。良いと思う。それ自体は。俺が言いたいのはあくまでもネーミング!
ネーミングおかしいぞーーーってこと。
やっと言えた。初めて地元の悪口言ったww
言葉にして恥ずかしくないネーミングを付けてほしい。
あと子供にスムーズに伝えられるネーミングにしてほしい。
あともう一つだけ言わせて下さい。
地名に「恩納村(おんなそん)」って場所があります。おそらくは昔からあるだろう古い建物の売店の名前が
「おんな売店」
ぐぁっ!
画像載せたい!!黄色のバックに黒い文字で
「おんな売店」
そんな紛らわしいネーミングおかしいだろーよ!!
地元民以外ビビるっつーのっ!!
まぁいい。それは個人でつけた名前だから。100歩譲って名前をどうつけようが自由だし、僕がどうのこうの言ったところで始まらない。
問題は別にある。
恩納村が誇るビーチ名だ。その名も
「伊武部(いんぶ)ビーチ」
公共性の高い地名につけるネーミングではないはずだ!
観光客も多く訪れ、沖縄本島の西海岸に位置するとても綺麗なビーチの名前、それが
「伊武部(いんぶ)ビーチ」
ウソだろっ!!
「恩納のいんぶ」って!!議員辞職ものだぜおいっ!セクハラすぎるだろうがよ!
橋とは全く関係なくなってしまいましたが、以上3000文字下ネタになります。
あ、違った3000文字橋でした。
最後になりましたが、沖縄と鹿児島を繋ぐ橋が建設される事を夢見ております。(強引ww)